自動車保険の仕組みについてわかりやすく解説

基本的に自動車を所有している人の多くは自動車保険に加入していますが、仕組みを完全に理解した上で加入している人は意外と少ないです。

ここでは自動車保険の仕組みについて詳しく解説しています。

自動車保険の仕組みを理解してコスト削減。

自動車保険は、3つの種類の保険を組み合わせている仕組みになっています。車両保険は、火災保険の様に、物に保険をかける物保険です。自分の車の評価額を契約時に決めて加入します。対人・対物賠償は、その名前の通り賠償保険です。損害を与えてしまったお相手や、お相手の物に対する賠償補償です。

人身傷害・搭乗者保険は、契約者両の運転者やその同乗者の傷害保険で、怪我に対する保険です。この様に、各保険を組み合わせて、自動車運行リスクを総合的にカバーする仕組みになっているのが自動車保険です。

車が古くなってもうすぐ廃車予定なら、車両保険をかけないという選択もあります。何十年も無事故で運転に自信があり、ガードレールにぶつけるなどの自爆事故をする可能性が低いなら、車両保険に制限をかけて自爆事故は対象外にする事も出来ます。これだけで保険料は大幅に削減できます。

法人で自動車保険を契約して、従業員が勤務時間にしか運転しないならば、怪我の補償を見直す事も出来ます。会社で、労災上乗せの傷害保険や、従業員を対象に生命保険に加入しているケースも散見されます。国の労災保険・会社契約の保険・自動車保険の3つから自動車事故の怪我治療が支払われるなら、補償内容を見直す必要があるかもしれません。

自分が心配しているのはどの部分なのか、保険でなければ解決策がないのは何なのか、それを整理する事。そして自動車保険が複数の保険種別の組み合わせで成り立つことを理解する事。この2つが出来れば、自分にあった商品が選べます。

自動車保険の補償範囲による種類

自動車保険は、実際には対人賠償責任保険や対物賠償責任保険などといった、それぞれに補償範囲が異なる複数の保険の組み合わせによって成り立っているものです。

逆にいえば、個別の保険の名称と補償内容をよく把握しておけば、運転する人のニーズにぴったりと合ったオリジナルな自動車保険を組み立てることができるという大きなメリットが得られることにもつながります。

自動車保険の基本となるのは、事故の相手の身体的な被害についてを補償範囲としているもので、これには事故による他人のケガや死亡への賠償のために保険金が支払われる対人賠償責任保険、他人の車やガードレールなどの物の被害に対応した対物賠償責任保険があります。

運転者自身やその家族・同乗者などの側の身体の被害についてを補償範囲とする保険には、人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険などがあり、ケガや死亡といった場合に保険金が支払われます。

また、運転している車の物理的な損害に対するものとしては、車両保険があり、これは修理費やレッカー移動、事故や故障の際の現地でのホテル代などの経費に見合う金額が保険金となっています。

こうしたもののほかに、特約とよばれるオプションを組み合わせて、さらに補償範囲を拡大したり、逆に補償範囲を縮小して毎年の保険料を割安にしたりすることも可能となっています。

自動車保険の補償内容について

自動車保険を選ぶ時は、保険料だけでなく補償内容をチェックしなければなりません。保険料を抑えることだけに集中してしまうと、補償内容が不十分になる可能性があるので気を付けましょう。自動車保険の基本的な補償内容といえば、対人賠償と対物賠償があります。

対人賠償とは契約している自動車を使用している時に、歩いている人や事故を起こした相手の自動車に乗車している人に対する補償のことです。人にケガをさせた場合はケガの治療費として入院費用や手術費用が掛かります。相手の生命まで奪ってしまうようなことがあれば、相当の損害賠償責任を負うことになります。

対人賠償保険を掛けていたとしても上限を設けていると不足分が発生することも考えられます。治療費だけでなく慰謝料等の支払いもあるため、対人賠償保険は無制限で掛ける必要があります。対物賠償は相手の自動車や電柱、他人の住宅や門扉等に損害を与えた時に支払われる補償です。

高速道路を走行中に大きな事故を起こすと、億を超える賠償金を請求されることになるでしょう。そのようなリスクも自動車保険に加入していればカバーすることができるのです。自動車保険の補償内容は、他にも対物超過修理費用等があります。

代理店型主流の自動車保険業界

国内の損害保険の市場規模は10年間大きな変化はなく自動車保険が占める割合は6割を占めています。日本の損害保険会社の数は保険業法が改正されてから保険料率や自由化に伴い統合合併が活発して現在では3つの保険会社が主流となっています。

現在損保業界では3社の主流保険会社、MS&ADグループ、東京海上グループ、NKSJグループが日本国内の損保市場の収入保険料の9割以上を占めています。国内損保業界では代理店を通じて販売されており、代理店による取扱いは全体の9割を占めています。

代理店の数は全国にあり専業代理店と自動車関連業、不動産業、金融業、旅行業などを本業とする兼業代理店があります。消費者が損害保険を購入しやすいように販売ネットワークが築かれています。損害保険は交通事故、火事、台風や地震などの自然災害等様々なリスクに備えて補償されるものです。

中でも一番身近なものが自動車の事故に備える自動車保険です。現在では自動車の保有台数が増加したこともあり自動車保険が自賠責保険と共に主力商品となってきています。代理店型を主流としている国内の損害保険会社でも手続きが簡単で保険料の安いダイレクト型自動車保険へも力を入れています。

自動車保険を選ぶなら信頼度の高いところへ

車を運転するからには、必ず加入してもらいたいのが自動車保険です。自分は事故を起さないから、加入をしないというのは、とても危険な行為であり、過信しすぎです。自動車保険は確かに任意です。
しかし、加入をしておかねば、万が一という時がとても大変な事態を招くことになりかねません。

事故を起してからの加入より、起こす前に加入するのが重要なことなのです。そこで、自動車保険の加入となるのですが、入るのであれば信頼度の高いところに入るのが必須です。とはいえ、どうしたら良いものかと考えてしまうでしょう。まずは、自動車保険のランキングや比較サイトに一括見積もりサイトを閲覧してください。ランキングでは、保険業者の信頼度が分かります。

口コミでは、事故対応の早さや誠実さなどが記載されているからです。また、一括見積もりでは金額を比較するだけでなく、企業の対応やサービスといった面でも比較することができます。そういった意味では、インターネットの利用は価値ある物と言えましょう。

インターネットからの申し込みでは、ネット割引もあります。こういった面では得ですが、実際はどうなのかというと、ランキングを照らし合わせてみれば、一目瞭然です。信頼度を計るには、インターネットも有効だということです。

自動車保険の加入者特典とは

自動車保険といえば、ベーシックな補償のための保険料だけでも年間数万円の支出となりますので、どの保険会社の自動車保険がよいかを比較するにあたっては、自ずと保険料に目が行きがちです。

しかしながら、自動車保険の加入に際して、何らかの契約キャンペーンや限定特典などが付いているケースも多く、こうした特典までを含めると、保険料が多少他社より割高であっても、トータルのコストとして見た場合には優れている場合もあります。

新規加入キャンペーンの特典として一般的なのは、何らかのプレゼントがもらえるというもので、保険会社によってまちまちであるものの、加入者全員に500円相当の図書カードやクオカードが送られてきたり、抽選で観光地への旅行券が当たるなどといったものがあります。

また、加入者限定特典としては、インターネット上に開設されているショッピングモールを会員価格で利用できたり、レジャー施設やフィットネスクラブ、ホテル、航空機などを優待価格で利用できるといったようなものが挙げられます。

さらに、健康面での不安や法律上の手続きなど、生活に関するさまざまなことがらについて、無料で相談に応じてくれるテレフォンサービスを利用することができるというものもあります。