自動車保険を見直しする時のポイント

自動車保険として販売されている商品は数多くありますが、正直な所ほとんどの人が保険内容などをしっかりと把握せず何となく加入しています。

ここでは自動車保険を見直しする時のポイントについて詳しく解説しています。

自動車保険の見直しのポイント

自動車保険の料率は大変細かく設定されています。補償の内容の他に、車種や運転する人の年齢条件などによって支払う保険料が変わってくる仕組みです。つまり、同じ補償の内容であっも排気量の大きい車は小さい車よりも保険料が高く、また運転する人が若い場合は年齢条件の選択によって保険料は高くなります。

ですから、車両を入れ替えして排気量が変わったり、子供が新たに免許を取得したなどの事情で運転する可能性のある人の年齢に変動があった場合は自動車保険の内容を見直しして、変更する手続きをしておかないと万が一の際に補償の対象外となってしまうことがありますので要注意です。

車を変えて排気量のランクが上がる場合や、今まで30歳以上の運転者年齢にしていたところが19歳の子供が運転する可能性ができたような場合には全年齢補償となり保険料が高くなりますから、月払いであれば新しい保険料を支払うようにし、年払いであれば残った保険料の差額を残っている契約期間分の月割りで支払ってはじめて新内容での補償がスタートとなります。

このように、保険料を決定する項目に変更があった場合には必ず自動車保険の契約内容を見直しをして変更の手続きをしておけば安心して運転することがとできます。逆に、保険料が安くなるような変更があった場合にも、所定の変更手続きをすれば年払いで納めている保険料の差額を変換してもらえますので無駄がありません。

自動車保険と収支バランスの不均衡

自動車保険業界では、2011年ごろから大手各社が相次いで保険料の見直しを発表するなど、年々保険料アップの流れが続いており、すべての自動車の強制加入となっている国管掌の自賠責保険についても、保険料の段階的な引き上げが実行されたところです。その背景には、自動車保険の収支バランスが年々悪化していることが挙げられます。

自動車保険の収支バランスは、ごく簡単にいえば、加入者からの保険料とその運用益による収入が、事故の際に支払う保険金や事務にあたる人件費などの支出を上回ることによって保たれています。しかしながら、現在では若者のクルマ離れが進んで新規の加入者が減少し、保険料収入が少なくなる一方で、高齢ドライバーによる深刻な自動車事故が増加し、特に被害者への後遺障害の補償などを中心とした保険金の支出が増えているという状況があります。

以上のようなことから、自動車保険の収支バランスは悪化しており、もはや人件費などのコストカットに努めても健全な経営をすることができない状態に追い込まれています。運営に必要な十分な収入を確保するためには、保険料のアップという手段以外には残されておらず、今後とも高齢ドライバーの増加などが続く限り、保険料アップは避けられないと見るべきでしょう。

自動車保険には様々なオプションがある

自動車保険の補償内容といえば、対人賠償や対物賠償、人身傷害、搭乗者傷害、車両保険が基本となります。対人賠償と対物賠償に関しては必ず付ける補償ですが、人身傷害や搭乗者傷害はどちらかを選択することができます。さらに車両保険はそれぞれの意思で加入するかどうかを決めることができるので、自動車保険に加入している全ての方が車両保険も掛けているというわけではありません。

これらの基本的な補償の他に、オプションを付けることもできます。自動車保険には様々な種類のオプションがあります。どの保険会社でも用意しているオプションもあれば、独特なものもあります。

比較的多くの方が利用しているオプションには、運転者本人限定特約や運転者年齢条件特約、運転者家族限定特約といったものがあります。文字通り運転する人を特定することで保険料が安くなるという特約です。家族限定以外に配偶者限定としている保険会社もあります。

運転者年齢条件を設定する場合は、21歳や35歳等の年齢で区切られているでしょう。子供が小さくて夫婦二人とも35歳以上であれば、この特約が利用できます。子供が大きくなって自動車の免許を取得していれば、家族限定特約を付けるといいですね。

自動車保険の内容比較のポイントとは

自動車保険を選ぶ時は、補償内容や料金を比較しながら一番条件の良い保険を選ぶことになるでしょう。内容比較のポイントとは、どのような点にあるのでしょうか?

保険料を比較するときは複数の保険会社から見積もりを取らなくてはなりませんが、一括見積もりを利用すれば簡単に取り寄せることができます。補償内容では主に補償額を比較することになるでしょう。対人賠償は無制限にする方がほとんどですが、対物賠償や人身傷害、搭乗者傷害等の補償に関しては加入者が自由に選ぶことができます。

補償額が一千万円単位で変えられる自動車保険もありますし、あらかじめ何パターンかに絞られている自動車保険もあります。補償額については支払う保険料と関係してくるため、見積もりを確認しながら補償額を決定するといいでしょう。

内容比較ではサポートの内容も比べてみましょう。自動車を運転していると、様々なアクシデントに見舞われます。タイヤ交換やバッテリー切れ等のアクシデントに対応してくれる保険会社なら安心して選べますね。自動車から荷物や金品が盗まれることも考えられます。このような盗難による被害への補償はロードサービスやサポートではなく車両保険で補償されることになります。

初心者にお勧めする、自動車保険会社の選び方

自動車を初めて買ったら、納車までに自動車保険を選ばなければなりません。車をぶつけたりぶつけられてしまったりして、事故は思いがけないところで発生してしまいます。車などの物損の修理代が高額なのはもちろんのこと、人身事故の補償となれば莫大な金額がかかることもありますので、必ず任意保険に入りましょう。

しかし、自動車保険会社もたくさんあります。初心者が良い会社を選ぶには、どうしたらよいのでしょうか。事故に遭った時、対応の良い自動車保険会社を選びたいですね。事故直後の不安な時に、親身になって相談に乗ってくれる担当がついてくれていたならば、これ以上心強いことはありません。

しかしどの保険会社に良い担当者が多いのか、初心者には分かりません。その時は、車を販売した店の担当者に、避けた方がいい保険会社と、お勧めの保険会社を聞いてみましょう。評判を、車の業界の中にいる人に尋ねてみるのです。

車の事故に遭って保険料を算定するとき、保険会社の担当者と修理工場の人は車を見ながら話し合って金額を決めます。修理工場の人は私達の何倍も様々な保険会社の担当者とやりとりがあるので、保険会社の対応の傾向も知っている方が多いです。車の業界も横の繋がりがある業界なので、車を販売した担当者もその噂を知っているかもしれません。

修理工場に対応の良い担当者がよく来る保険会社なら、お客様である私達にも対応の良い担当者がつく可能性が高いと考えられます。基本的な情報収集をしておいて、その後で保険代理店に行って相談したり、インターネットで見積もりを取ってみたりすれば、評判をまったく知らなかった時とは違う自動車保険の選び方ができるでしょう。

自動車保険の契約者死亡が発生した場合

自動車保険の契約者死亡は、その契約をどうするかという問題が生じます。契約者がいないのですから、通常は法定相続人がどうするか手続きをすることになりますが、その際にはその契約を継続するかあるいは解約をするということになります。

あくまでも契約は自動車に紐付いているものですので、契約者変更の手続き自体はそれほど問題ではありませんが、支払いの変更手続きなどの必要性が発生します。

しかし、一番問題となるのは被保険者です。被保険者がそのままでいいのかということが論争点になります。自動車保険で重要なのは、契約者より記名被保険者です。そのため、記名被保険者の変更には、いくつか注意点があります。被保険者の対象が変わることで保険料にも当然影響が生じます。場合によっては追加の保険料が必要になることもあるのです。

次に自動車保険のノンフリート等級を引き継げるかという問題もあります。契約者変更の際にノンフリート等級を引き継ぐことができるかどうかは大きな問題です。引き継げるかどうかで保険料もかなり違います。

契約者死亡は一般的には家族間で等級を引き継ぐことは可能です。ただし、親族でも別居している場合には対象外となることがあるので注意が必要です。